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日帰り手術

日帰り手術

 

  • 局所麻酔で行います(表面麻酔+注射浸潤麻酔+眠くなる鎮静薬)。※極力痛みがないように麻酔を行います
  • 日帰り手術のリスクをご理解の上、処置を受けていただきます。
  • 高度肥満(BMI30以上)、抗凝固薬内服、心疾患のある方、妊娠中の方など全身リスクが高い方は手術をお断りします。
  • 痛みに弱い方は全身麻酔での手術をおすすめします(総合病院に紹介いたします)。
  • 片側ずつ、分けて処置(手術)をする場合があります。
  • 手術代以外に診察代、検査代(CT、術前検査、病理検査)、処方代が別途かかります。
  • 12時30分~16時の間で行います。
  • 手術が高額な場合、高額療養費制度(1ヶ月の医療費の上限)、医療費控除があります
    マイナ保険証で受付をして「限度額情報を提供する」に同意すると限度額以上の支払いが不要になります。
    マイナ保険証がない場合は限度額適用認定証の交付を受けておくと限度額上限の支払いですみます。

高額療養費について(全国健康保険協会(協会けんぽ))

70歳未満の方の区分

令和8年8月診療分から令和9年7月まで

 所得区分

 自己負担限度額

年間上限額

(1)区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)

 270,300円+(総医療費※2-901,000円)×1%

<140,100円 ※1>

 168万円

(2)区分イ
(標準報酬月額53万~79万円の方)

 179,100円+(総医療費※1-597,000円)×1%

<93,000円 ※1>

 111万円

(3)区分ウ
(標準報酬月額28万~50万円の方)

85,800円+(総医療費※1-286,000円)×1%

<44,400円 ※1>

53万円

(4)区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)

 61,500円  <44,400円 ※1>

 53万円  ※4

(5)区分オ(低所得者 ※3)

 36,900円  <24,600円 ※1>

 29万円

※1 療養を受けた月以前の1年間に、3か月以上の高額療養費の支給を受けた場合(限度額適用認定証を使用し、自己負担限度額を負担した場合も含む)には、4か月目から「多数回該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減されます <>内は多数該当の場合


※2 総医療費とは保険適用される診察費用の総額(10割)です

※3 被保険者が住民税の非課税者で、かつ、区分ア、イに該当しない方

※4 標準報酬月額が15万円以下であることが確認できた方は、年間上限41万円を適用し、令和9年8月以降に償還払いします

出雲市の国民健康保険で受けられる給付(高額療養費制度)

全国健康保険協会(協会けんぽ)高額療養費について

国税庁 医療費控除について

加入している保険、年収によって条件が異なりますので加入している保険にお問い合わせください。

 

鼻づまり、アレルギー性鼻炎の手術

「薬を使用しても鼻づまりが改善しない」「1年中鼻がつまっている」

内服薬や点鼻薬などの治療を続けても鼻づまりが改善しない場合、手術によって症状を改善できる可能性があります

鼻づまりの原因は、アレルギーによる粘膜の腫れ、鼻中隔の曲がり、下鼻甲介の肥大など、患者さんによって異なります。

当院では、診察や検査結果をもとに、鼻の状態や症状に適した手術をご提案しています。

 

 下鼻甲介粘膜焼灼術(両側) 3割負担 6,480円

鼻づまりはそれほど強くないものの、鼻水・くしゃみなどの鼻炎症状が強い方に適した治療です。

高周波を用いて下鼻甲介の粘膜を焼灼し、腫れを抑えることで、鼻づまり・鼻水・くしゃみなどの症状を改善します。

効果には個人差がありますが、1~2年程度の効果が期待できます

時間の経過とともに鼻粘膜が再生すると、症状が再び現れることがあります。

痛みに比較的強い方であれば、小学校高学年頃から施術可能です

 

内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨、軟骨手術) 3割負担 19,860円

鼻の左右を隔てる「鼻中隔」が曲がり、鼻腔が狭くなっている「鼻中隔弯曲症」の方に適した手術です。

鼻中隔のうち、鼻づまりの原因となっている曲がった骨や軟骨の一部を取り除き、鼻腔を広げることで空気の通りを改善します。

鼻中隔弯曲症では下鼻甲介の肥大やアレルギー性鼻炎を伴っていることも多いため、内視鏡下鼻腔手術(下鼻甲介手術)や後鼻神経切断術を同時に行うことがあります

当院では、鼻の形を支える大切な骨・軟骨(フレーム)はできる限り温存し、弯曲して鼻づまりの原因となっている骨、軟骨を除去します

鼻の入り口付近や鼻の先端部分まで大きく曲がっている場合には、形成外科的な手術が必要となることがあるため、大学病院へご紹介します。

当院では、骨・軟骨の成長を考慮し、原則として17歳(高校3年生)以上を対象としています。

将来、美容目的で鼻を高くすることを希望される場合、その手術が難しくなる可能性があります。

 

内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術) 3割負担 片側 23,820円

下鼻甲介が構造的に肥厚しており、強い鼻づまりが続いている方に適した手術です。

この手術では、下鼻甲介の粘膜をできるだけ温存しながら、粘膜の下にある骨を切除・摘出することで鼻腔を広げます

当院では、鼻粘膜が本来持っている加温・加湿などの機能をできる限り残すため、粘膜を極力温存し、骨だけを取り除く手術を心がけています

手術前にアレルギー検査を行い、明らかなアレルゲンが認められない方では、この手術を選択することがあります。

一方、アレルギー反応が強い方や、多数のアレルゲンに感作されている方では、鼻水・くしゃみなどの改善も目的として、後鼻神経切断術を併用することがあります

痛みに弱くない方であれば、15歳以上から施術可能です。 

 

後鼻神経切断術(経鼻的翼突管神経切断術)3割負担 片側 91,380円

アレルギー性鼻炎による鼻水・くしゃみ・鼻づまりが強く、薬による治療だけでは十分に改善しない方に適した手術です。

後鼻神経は、鼻水の分泌やくしゃみなどの鼻炎症状に関係する神経です。

当院では、下鼻甲介の中を走行している神経を選択的に切除する方法で手術を行います。

同時に下鼻甲介粘膜下の骨を切除するため、鼻水・くしゃみだけでなく、鼻づまりの改善も期待できます。

手術前にアレルギー検査を行い、アレルギー反応が強い方などを対象に、症状や鼻腔内の状態を総合的に判断して手術をご提案します。

当院では、鼻粘膜が本来持っている機能をできる限り残すため、粘膜を極力温存し、主に骨と神経を処理する手術を心がけています。

痛みに弱くない方であれば、15歳以上から施術可能です

15~16歳で鼻中隔弯曲を認める場合には、鼻中隔の成長を考慮して鼻中隔手術を行わず、下鼻甲介手術・後鼻神経切断術のみを行うことがあります。

その場合、鼻中隔弯曲による鼻づまりが残れば、17歳以降にあらためて鼻中隔矯正術が必要となる可能性があります

 

どの手術が適しているかは、鼻づまりの原因によって異なります

同じ「鼻づまり」でも、

・アレルギーによる粘膜の腫れ
・下鼻甲介の構造的な肥大
・鼻中隔の曲がり
・これらが複数組み合わさっている場合
など、原因は患者さんによって異なります。

当院では、鼻内所見・CT検査・アレルギー検査などをもとに鼻づまりの原因を評価し、一人ひとりに適した治療方法をご提案します

薬を使用しても改善しない慢性的な鼻づまりでお困りの方は、一度ご相談ください。

上記の手術はすべて健康保険が適用されます。手術費用が高額になる場合は、「高額療養費制度」をご利用いただくことで、自己負担額を軽減できる場合があります。

副鼻腔炎(蓄膿症)の手術

副鼻腔炎(蓄膿症)は、鼻の周囲にある「副鼻腔」という空洞に炎症が起こる病気です。

鼻ポリープ(鼻茸)や鼻中隔弯曲症などによって鼻の通りや副鼻腔の換気・排泄が悪くなると、副鼻腔炎が治りにくくなることがあります。

当院では、必要に応じて副鼻腔CTを行い、鼻中隔の曲がりや鼻ポリープの有無、副鼻腔に炎症や膿がたまっていないかなどを詳しく確認します。

薬による治療を行っても十分に改善しない場合には、手術を検討します。

 

当院ではナビゲーションシステムを使用しています

副鼻腔の周囲には、眼(眼窩)や脳などの重要な組織があります。そのため、副鼻腔炎の手術では、鼻や副鼻腔の構造を正確に確認しながら手術を行うことが重要です。

当院では、より安全で正確な手術を行うため、**手術用ナビゲーションシステム(画像等手術支援機器)**を使用しています。

ナビゲーションシステムは、手術器具がどこにあるのかをCT画像上でリアルタイムに確認できる機器です。

「今、どこを操作しているのか」をCT画像と照らし合わせながら確認することで、眼や脳など周囲の重要な組織を損傷するリスクをできる限り低減し、安全性に配慮して手術を行います。

 

マイクロデブリッダーを使用します

当院では、鼻ポリープ(鼻茸)や病的な粘膜を切除する際に、マイクロデブリッダーという手術機器を使用します。

マイクロデブリッダーは、病変を吸引しながら切除することができる機器です。

正常な粘膜や周囲の組織をできるだけ温存しながら、鼻ポリープや病的な組織を効率よく取り除くことができます。

 

内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅱ型(副鼻腔単洞手術) 3割負担:片側 36,000円

炎症が一つの副鼻腔に限局している場合に行う手術です。

当院では主に、上顎洞(頬の奥にある副鼻腔)のみに炎症や膿がたまっている方が対象となります。

内視鏡を使用して副鼻腔の通り道を広げ、たまっている膿や病的な組織を取り除くことで、副鼻腔の換気・排泄を改善します。

 
内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的副鼻腔手術) 3割負担:片側 74,730円

複数の副鼻腔に炎症が広がっている方に行う手術です。

上顎洞だけでなく、篩骨洞など複数の副鼻腔を必要に応じて開放し、たまっている膿や病的な組織を取り除くことで、副鼻腔の換気・排泄を改善します。

CTで副鼻腔炎の範囲を確認し、必要な副鼻腔を選択して手術を行います。

 
内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) 3割負担:片側 96,240円

炎症が広範囲の副鼻腔に及んでいる方に行う手術です。

上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞など、広範囲の副鼻腔を開放して、副鼻腔全体の換気・排泄を改善します。

病変が広範囲に及ぶ場合や手術の難易度が高い場合には、安全性を考慮し、総合病院などの高次医療機関へご紹介することがあります。

特に好酸球性副鼻腔炎などの難治性・重症例については、病状に応じて高次医療機関での治療をご提案します

 

手術支援機器にかかる費用

上記の手術費用に加えて、使用する手術支援機器に応じて以下の費用がかかります。

画像等手術支援加算(ナビゲーション) 3割負担:6,000円

副鼻腔手術用骨軟骨部組織切除機器加算 3割負担:3,000円

※上記は3割負担の場合の窓口負担額の目安です。実際の費用は、手術内容、同時に行う手術・処置、使用する薬剤、病理検査などによって異なります。

副鼻腔炎の状態に合わせて適切な治療をご提案します

副鼻腔炎は、炎症の程度や広がり、鼻ポリープの有無、鼻中隔の曲がりなど、患者さんによって状態が異なります。

当院では、鼻内所見や副鼻腔CTなどをもとに副鼻腔炎の状態を詳しく評価し、一人ひとりに適した治療方法をご提案します

薬による治療を続けても改善しない副鼻腔炎(蓄膿症)や、鼻づまり・膿性鼻汁などの症状でお困りの方は、一度ご相談ください。

上記の手術はすべて健康保険が適用されます。手術費用が高額になる場合は、「高額療養費制度」をご利用いただくことで、自己負担額を軽減できる場合があります。

耳の手術

  • 鼓膜切開術 3割負担 片側 2,490円
    急性中耳炎の排膿をおこないます。

 

  • 鼓膜チューブ挿入術 3割負担 片側 9,310円 
    滲出性中耳炎が長引いている人に適応です。

  

  • 鼓膜穿孔閉鎖術(リティンパによる鼓膜再生治療) 3割負担 片側 約20,000円

 鼓膜穿孔部位をリフレッシュし、リティンパという鼓膜の再生を促すスポンジをつめます(皮膚は切りません)。

 鼓膜に小さな穴が空いていて耳漏が続く、聞こえにくい人におこないます。

 1回あたりの鼓膜閉鎖率は約70%で、4回まで行うことができます。

 

  • 鼓膜形成手術 3割負担 片側 54,300円
    鼓膜のあなを耳の後ろの皮下組織を用いて閉鎖する手術です(耳のうしろの皮膚を1.5cmほど切開します)
    耳漏が続く人や鼓膜にあなが開いていて聞こえにくい人(慢性中耳炎)におこないます。

 鼓膜閉鎖率は約80%です。

咽頭の手術

  • 扁桃周囲膿瘍切開術 3割負担 5,490円
    扁桃腺の周囲に貯まった膿をメスで切開して排膿します。

 

  • 咽頭異物摘出術(複雑) 3割負担 6,300円 
    魚骨などの異物が喉の奥に刺さったときに、喉頭ファイバースコープの鉗子を用いて除去します。

  

  • 口唇腫瘍摘出術(粘液嚢胞摘出術) 3割負担 3,060円(+病理検査代 5,100円)
    口唇にできた粘液嚢胞を摘出いたします。
    当院は局所麻酔下にメスで袋ごと摘出いたします。

手術件数

手術術式 2025 2024 2023
鼻中隔矯正術(内視鏡下鼻中隔手術1型) 21 16 9
下鼻甲介手術(内視鏡下鼻腔手術1型) 22 14 20
後鼻神経切断術(経鼻的翼突管神経切断術) 24 12 0
下甲介粘膜焼灼術 8 6 10
内視鏡下鼻副鼻腔手術2~4型(ESS) 10 15 9
鼻ポリープ摘出術 7 3 2
鼻副鼻腔腫瘍摘出術 1 0 1
鼓膜穿孔閉鎖術 6 5 3
鼓膜再生手術(リティンパ) 4 1 0
鼓膜形成手術 0 2 1
鼓膜チューブ留置術 3 5 2
扁桃周囲膿瘍切開術 6 6 9
咽頭異物摘出術(複雑) 9 9 7
口唇腫瘍摘出術(粘液嚢胞摘出術) 3 1 0
合計 124 95 73

★片側を1例とカウント

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