日帰り手術
- 局所麻酔で行います。(表面麻酔+注射浸潤麻酔)
- 日帰り手術のリスクをご理解の上、処置を受けていただきます。
- 痛みに弱い人、体動が激しい人は全身麻酔での手術をおすすめします(総合病院に紹介いたします)。
- 片側ずつ、分けて処置(手術)をする場合があります。
- 手術代以外に診察代、検査代(CT、術前検査、病理検査)、処方代が別途かかります。
- 木曜日13時~15時の間で行います。
- 手術が高額な場合、高額療養費制度、医療費控除があります。
- 限度額適用認定証の交付を受けておくと限度額上限の支払いですみます。
加入している保険、年収によって条件が異なりますので加入している保険にお問い合わせください。
鼻づまり、アレルギー性鼻炎の手術
- 下鼻甲介粘膜焼灼術(両側)3割負担 6,480円
鼻づまりはそこまでひどくなく、鼻水、くしゃみがひどい方に適応です。
鼻の粘膜を高周波で焼灼(下鼻甲介粘膜焼灼)することで1~2年くらい効果が望めます。
鼻の粘膜が治ると症状が再燃する方もいます。
- 内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術)3割負担 片側 23,820円
鼻づまりがひどい方に適応です。
鼻腔の半分を占める下鼻甲介粘膜下の骨を切除、摘出することで鼻の通りがよくなります。
- 内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨、軟骨手術)3割負担 19,860円
形態的に鼻中隔が曲がっていて鼻腔が狭くなっている人に適応です。
鼻腔をまっすぐにして気流を改善させる手術です。
鼻腔手術(下鼻甲介手術)、後鼻神経切断術を同時に行う事もあります。
- 後鼻神経切断術(経鼻腔的翼突管神経切除術)3割負担 片側 91,380円
下鼻甲介粘膜下を走行している後鼻神経(アレルギーの神経)を選択的に切断する方法です。
下鼻甲介骨切除(下鼻甲介手術)も同時に行うため鼻づまりにも効果があります
鼻中隔手術を同時に行う事もあります。
副鼻腔炎の手術
- アレルギーなどで鼻づまりがあると副鼻腔炎(蓄膿)を発症しやすいです。
副鼻腔CTにて副鼻腔炎がないか(膿がたまっているかどうか)調べます。
軽症の副鼻腔炎なら当院で局所麻酔下に手術可能です。 - 手術中にCT上のどこを触っているかがわかるナビゲーションを使用し、安全に手術を行います。
- 内視鏡下鼻・副鼻腔手術II型(副鼻腔単洞手術)3割負担 片側 36,000円
主に上顎洞(頬、ほっぺ)のみに膿がたまっている人に適応です。
- 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的副鼻腔手術手術)3割負担 片側 74,730円
上顎洞以外にも膿がたまっている人に適応です。
- 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術)3割負担 片側 96,240円
副鼻腔全てに膿がたまっている人に適応です。
難しい症例(好酸球性副鼻腔炎など)は総合病院に紹介いたします。
上記に加え
画像等手術支援加算(ナビゲーション)3割負担 6,000円
副鼻腔手術用骨軟骨部組織切除機器加算 3割負担 3,000円 が別途かかります。
耳の手術
- 鼓膜切開術 3割負担 片側 2,490円
急性中耳炎の排膿をおこないます。
- 鼓膜チューブ挿入術 3割負担 片側 9,310円
滲出性中耳炎が長引いている人に適応です。
- 鼓膜形成手術 3割負担 片側 54,300円
鼓膜のあなを耳の後ろの皮下組織を用いて閉鎖する手術です。
耳漏が続く人や鼓膜にあなが開いていて聞こえにくい人(慢性中耳炎)におこないます。